一般歯科

虫歯の進行

C0 初期の虫歯

C0 初期の虫歯

進行度合い
初期の虫歯とも言われますが、歯に穴が空いていない状態です。
表面が少し白く見えます。1か月~3か月ごとの定期健診で進行度合いの変化を確認していきます。

治療方法
・PMTC
・フッ素塗布
・歯磨き指導 など

C1 エナメル質(歯の表面)の虫歯

C1 エナメル質(歯の表面)の虫歯

進行度合い
歯の表面に穴が空き始めますが、虫歯はエナメル質の範囲内の比較的に浅いものになります。症状はありませんが削って治す必要があります。

治療方法
・CR(コンポジットレジン)で充填します。

治療回数
1回

C2 象牙質(神経に近い)の虫歯

C2 象牙質(神経に近い)の虫歯

進行度合い
虫歯が歯の内部の象牙質まで進行しています。この段階になると冷たいものがしみたり、甘いものがしみたりといった症状が出ます。虫歯は象牙質の中で広がりやすいため、虫歯の範囲をレントゲン写真により診断します。

治療方法
・CR(コンポジットレジン)で充填します。
・インレー(形をとります)を詰めます。

治療回数
1回~3回(虫歯の深さや広さによって異なります)

C3 歯根まで進んだ虫歯

C3 歯根まで進んだ虫歯

進行度合い
虫歯がさらに深くまで進み、神経にまで達したものです。自然とズキンズキンとした痛みが出たり、冷たいものだけでなく熱いものにもしみたりと深刻な事態となってきます。急いで処置をする必要があります。

治療方法
・歯の神経をとり、その後クラウンを被せます。

治療回数
4回~7回(歯の症状等によって異なります)

C4 骨まで進んだ虫歯

C4 骨まで進んだ虫歯

進行度合い
虫歯で歯がボロボロになり、根だけになった状態です。すでに神経が 死んでしまい、症状がなくなっていることもありますが歯茎が腫れてくることがあります。

治療方法
・歯を抜きます。

治療回数
1回(抜いた部分の治療は方法によって回数は異なります)